デジカメを持って 西へ東へと・・・


・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像3枚)・・・



        恋しけば  袖(そで)も振らむを   
      武蔵野の  うけらが花の  色に出(づ)なゆめ」

                                                                   万葉集 作者不詳



と万葉集の時代には、「オケラ」は「ウケラ」と呼ばれていましたが
上記の様に詠まれた意味は、「恋しかったら、私のほうから袖でも振りましょう
あなたは、武蔵野のおけらの花のように
決して、恋心を表に出したりなんかしないで下さいね」で
二人の仲を、誰にも知られたくない女心なのに
男は、人が大勢いる前で感情を抑え切れずに
ついつい、思わず手を振ってしまったのでしょう
この当時は、恋している事を他人に知られて噂になったら
二人の仲は、終ってしまうと信じられていた頃に詠まれたものです

また京都の八坂神社では大晦日から元日にかけて
神社前でおけらの根を入れて 篝火を焚き
参詣人はその火を縄に移して、消えない様に振りながら
家へ持ち帰って、神棚や仏壇の燈明に灯りをともし
そして元日のお雑煮を作る際の火種にして、一年の無病息災を祈る
「をけら詣り」の行事が、今でも行われており 
「オケラ」は、「厄除け」の植物でもあると云われています

先月末に訪れた岐薬大の薬草園では、この「オケラ」の蕾が膨らんでいたので
今頃は、花が咲いている事だろうと思っていますが
今月一杯は、この薬草園が休園となっていますので
残念ながら、「オケラ」の花を見る事が出来ず
どんな花なのか、何時かは一度この花の姿を見たいと思っています



・・・「オケラ」の花の記述に付きましては、一部「季節の花 300」様のHPから引用させて頂きました。・・・




2013.08.22 / Top↑
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